「腑に落ちる」ってことあるよな。
うわかしこいんちゃうんこれって?
みたいなこと。
昨日の日帰りJR研修会の道中や
懇親会の中でいくつかそんなことが
あって、「セレンティビティ」?
いわれて語彙調べてうなずいた。
つまり「これってあのこと?」
みたいな(笑
こないだスターウオーズ観にいって
「なんかすごくええな」思うんやけど
なにがええんかわからんかって。
親子物語的展開とかハンソロしっぶ!
とか、レイかっこええなーとかは
おいといて。
昨日の懇親会で省エネ法の話になって。
平たく言えば夏むしむしと暑くて冬は
どえらい寒いこともある日本の家は、
「北国的閉鎖系」と「南国的開放系」
両方の機能が必要で。
だから開放できる建具を、つまり障子
や板戸や雨戸なんかを重ねて調整する
ようにできとるわけよな。四国では。
日本は東西南北に長いから地域地域で
いろいろやけど。
それを、また平たく言うと、閉鎖系的
性能、いわゆる外皮性能を上げることで
エネルギーの消費をすくなくしようと
いうのが省エネ法の一側面です。
いや、夏は暑いし冬は寒いよ?温室的
な家に住みたくはないよ?本来備わる
人間の耐性、おちていかんの?という
疑問が当然ながらあるよな。
もちろんちゃんと断熱するし、夏涼しく
冬あたたかい家を設計しているつもり
ではあるんやけど。現行法に則って。
「隙間風がええんよな」とまでは
いわんけど、いろいろ選択出来て自分
がこれでいいと思う家でええんでないん?
というのが地域らしい建築を建てつづけ
たい建築家の思いです。
語弊はあるけど、日本全国同じような
カプセル住宅になるんはいややなあ。
と話してて、スターウオーズのなにが
響いたかが突然わかったんよな。
「砂漠と宇宙がすーっとつながっとる」
ことだったんやな。
砂漠を歩いてへとへとで水がほしい。
走って走って宇宙船を駆って宇宙空間で
戦う。んやけど服はそのままで、砂漠
でかいた汗が宇宙船の中でひいいていく
ような、不思議な皮膚感覚。
ええんちゃうんそれで、という爽快感。
スターウオーズに省エネ法が適用され
たら(笑)、砂漠の家や店も宇宙船
みたいになってまうぞっ!てね・・・
珍しく極寒の徳島の極寒事務所で思う。
・・・この角度もええな。
重ね梁構法で柱材だけで建つ備蓄小屋。
白いカタマリが備蓄材です(柱材のみ)