2016年05月01日

5/1 3日目 つづき

応震改修にこそ、建築士の防災の専門家としての職能が
必要とされる。

どこがおかしくなっているかを見極めて、どういう改修
でもってどのレベルに戻すのか。

現行の在来構法の木造住宅であれば比較的スムーズに
応震改修のための参照資料が作成できそう。

助けたい、残したいと思う建築には在来構法以前の伝統
構法のものもある。耐震改修すらその手法が確立されて
いないこの分野のきまりごとの設定が急がれる。

大きな地震があるごとに消えていく可能性が高い建築群。

そして応震改修にこそ必要なのが、ことのわかった大工
さん他の職人さんです。金物だけの補強で済まない、
建築ごと、部位ごとの臨機応変な対応・・・。

日本の建築を、ちゃんと残しながら、うまく更新する、
重ねながら繋げていく時代がもうここに来ています。

むやみに壊される、
めちゃくちゃな補強をされてしまう、
お金儲けに使われる・・・。

応震改修の場面には防災の専門家としての建築士が
不可欠です。

応震改修の相談窓口には建築士がいる必要があります。

建築への倫理観が、真正面から問われる時代が来て
いるとも言えるでしょう。





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5/1 3日目

徳島チーム、三日間で担当の5地区の判定完了、総数377
棟の判定を行いました。

区役所で手配、調整に当たって下さっている職員の皆様、
日々刻々と変わる状況への対応、本当にご苦労様です。



『耐震改修』という言葉は一般的に通じる言葉ですよね。

今回現地でずっと考えていましたが、新たに『応震改修』
というような観念、あるいは新語が必要ではないかと思い
ます。

赤紙を張った家は、解体してください、という意味では決
してなくて、応急処置をしないで入るのは危険です、という
意味です。黄色紙は直せる、赤紙はダメです、という意味
では決してないし、「直せますよねこれ」と、新居さんと
話した建物が多くありました。「壊されるのはもったいな
いですよねこれ」と。

木造建築は、メンテしたり補強したりして長年使うことが
できるものです。

地震で揺られて危険な状態になっている建築を「たてなおす」
改修。地震を受けて、それにあらためて応答する改修という
考え。とても前向きなものです。

『応震改修』

二度三度と揺られることへの備えも大事ですが、その後
いかに建築を救うか、は、もっと大事かもしれません。


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