いただいて、
2010〜2016
「徳島の建築士にできること」
の最新版でお話させて頂きました。
東日本大震災直前の、2050年
の徳島、徳島建築の木造化を考える
シンポジウムの準備会から、発災、
以降、未被災地徳島で、あるいは
福島で、様々な会や人、地域で
いろんな人と一緒にやってきた、
ひとまとめにすると「事前防災」
について、時系列でだーっと。
弁護士会で、防災についての活動
を力強く続けられている堀井さん
にも聞いて頂いて最後にすこし
お話ししていただきました。
・・・
そもそも仮設住宅は昭和20年代の
災害救助法にもとづく決まりごとの
中にあって、基準法上の仮設住宅の
期限2年というのは「二年あれば
復興できる」という意味ではない。
当時は、一般住宅もいわばバラック
に近くて、仮設住宅との差はそんなに
なかったが、豊かになった現代に、
当時のままの基準で作られた仮設住宅
で平常時と同レベルの生活ができる
はずがない。
生活のレベルを下げざるを得ないから
心身ともに疲れるし、復興していく
意欲も殺がれるし未来が見えなくなる。
二三年どころか、10年仮設住宅で
暮らさないといけない人々だってでて
くる。
ぜいたくしようというのではなく、
発災前の暮らしをできるだけ維持する
というだけのこと。
・・・
その通り!やし、違う立場の専門家
から聞くと、やはり広がるし自信にも
なるな。共有していくことが大事やな。
東日本、熊本と、精力的に支援活動に
も参加している堀井さん、
・・・
地元の建築士に「うーんこれはそも
そも開口部大きすぎてだめですね」
といわれて打ちひしがれるレストラン
オーナー。
近畿四国から弁護士、不動産鑑定士、
建築士、などなどいろんな専門家が
ワンパックになっての支援グループ
で、大阪の木造建築に詳しい建築士
が「こうすればいけるかも」とか、
「こうしても営業上はいけますか?」
と、親身になって話をすることで
とても感謝されて、喜ばれて、その
建築士は他からも個別に相談を受けて
熊本に通っている。
・・・
これ、普段の仕事でも、ほんなこと
してしもてないかなあと反省する。
最後にもうひとつ。
・・・
平時にできないことは
発災時にもできない!!!
・・・
堀井さん、ありがとうございました。
違う職種間、いろいろ行ったりきたり
しましょう!
スライド190枚、
だーッとしゃべってまる1時間。
どこでも出張行きますよ〜!!
建築士が関わる事前防災バナシです。
異業種方面の方、呼んでくださーい(笑
堀井さんのfecebookから写真拝借〜
(影絵とちゃいますよ)
連日のかたかたブログやなあ・・・