このプロジェクトの名前は
「ゆずりは」
「ゆずりは」いうたらほれ、若葉が
出てから前の葉がな、ほなけんこの
家のな・・・
いうて説明するも、若い世代には通じ
ないことがわかって愕然!
小学生の頃に国語で習ったか、道徳か、
この詩は誰でも知っとると思とった。
子どものうちにどこかでこの詩には
ふれてほしいなあ。
・・・張っときます。
子供たちよ。
これはゆずり葉の木です。
このゆずり葉は
新しい葉が出来ると
入り代わってふるい葉が落ちてしまうのです。
こんなに厚い葉
こんなに大きい葉でも
新しい葉が出来ると無造作に落ちる
新しい葉にいのちをゆずって――。
子供たちよ
お前たちは何をほしがらないでも
すべてのものがお前たちにゆずられるのです。
太陽のめぐるかぎり
ゆずられるものは絶えません。
かがやける大都会も
そっくりお前たちがゆずり受けるのです。
読みきれないほどの書物も
みんなお前たちの手に受け取るのです。
幸福なる子供たちよ
お前たちの手はまだ小さいけれど――。
世のお父さん、お母さんたちは
何一つ持ってゆかない。
みんなお前たちにゆずってゆくために
いのちあるもの、よいもの、美しいものを、
一生懸命に造っています。
今、お前たちは気が付かないけれど
ひとりでにいのちは延びる。
鳥のようにうたい、花のように笑っている間に
気が付いてきます。
そしたら子供たちよ、
もう一度ゆずり葉の木の下に立って
ゆずり葉を見る時が来るでしょう。
歳か?(これはわいです笑)
これもそんなモノのひとつ。
そのうちに印刷物になるので詳しくは
そこで!