取り壊しになるところを、白井晟一による客間などが
残る稲住温泉に引き取られて再建されたもの。
中身は全面的に改修されて、なんと2階は卓球の
福原愛の練習場・・・卓球台が四台あったかな。
見るところ無いかというと・・・残っていました。
階段が。
有機的です。
きれいなあ。
なんとスムースな上下のつながり。
螺旋階段以外で踊り場を四枚以上に割るのはすなわち
「よくないこと」という意識があったけど、こんなに自然に
できるんやなあ。
どっかで白黒で見たような気がするこの大きな切妻、バルコニー。
色が意外。本来はもっと茶色よりだったらしいですが。
サイズが意外。なんともかわいらしい。2階、軒先の方は
かなり低く、物置らしいです。
バルコニーの軒天からけらばまでがこの薄さでしゅっとしてるのが、
今では普通やけど当時はえらい斬新だったと思われます。木造で。
引き取った稲住温泉、すごいですね。案内してくださった
オーナー、解説してくださる言葉の端々に、白井晟一への愛情を
感じました。
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お土産ありがとうございました。
みんなでわさび醤油でピリリといただきました。
杜の都の香り(笑)がしました。
じっくりレポートしていきます!
アレは、ホテルのバイキングで毎朝・・・
んまいですよね。