うと声高に宣言したところで何も変わりはしない。
建築基準法とその施行を厳正に、また罰則規定を強化して
といったところで、この、「儲け市場」「スピード一番」
の世の中、いわば最低限を規定しているはずの法を必要十
分と読替えるのが当たり前のご時勢のなか、諸悪を生み出
してしまえる隙間だらけの建築基準法を見直そうという機
運が高まってくるべきだしそう期待している設計従事者は
無数にいるはず。しかし全く出てこない。
今日、日本建築家協会の四国支部からの招集で松山に出か
けた。徳島から参加した富田さん、野々瀬さん、間さんと
興奮しながら今戻ったところだが、PC開くと早速今日み
んなをノックアウトした支部長賀村氏による「建築基準法
・建築士法改正草案作成の緊急動議」が送られてきている。
HPトップに張ってあるのでお読みいただきたい。
昭和27年という、戦後の復興期に施行された法律の内容
が、平成17年の今、十全でいられるはずないよな。そら。
「作品」づくりにかまけて判断力を失った中央にあしらわ
れている場合でないぞこりゃ。
ということになりまして、四国からはじめます。
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