前日に株内(かぶうち:こんな字?)のオトコシが
つくってくれた
「棚」
早朝、長老の読経の中、近い者から御供えをして焼香。
じいちゃんの弟「ひろっさん」に、いろいろ教えてもらう。
初盆にもんて来たばあちゃんたちが、家に戻る前にここで
はらごしらえするらしい。ほんで、棚の左右に供え物を
するのは、どちらかは人間用で、もう一方は施餓鬼、それと
万物の霊に供えているのだそうな。
「悉皆仏性ちゅうてな、むかしの人はわかっとったんよ。
いまの学者がいろいろ発見しよるっちゅうてもな、昔の
もののわかった人のほうがごついんよ」
つくったり壊したりしよる我々ですが、こんな話を聞くと
神妙な気持ちになるなあ。じいちゃんもばあちゃんも亡く
なってしもたけど、今は法事でひろっさんの話聞くのが
楽しいなあ。ほんま博識。
あ、ひろっさんのひろしは博じゃ(笑
誰かどないかひろっさんの話書き残しとかんとあかんの
ちゃうかな。部落の歴史、犬の墓の古事が語れる人はもう
ひろっさんだけじょ。
美しいなあ。
あ、ゆっこまた見逃したなあ、美しい向原・・・
(おいとこ通信(笑))
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けど、ほんま、いろんなもんが失われんうちに、
伝え残していくようせないかんなぁ。
センター氏は海文化の中心でえ。
教えてよ・・・
うっとこは初盆で、初めて新町川で灯篭流しをしました。そこで千絵が彼岸に連れて行かれそうになりました(~_~;)。またブログで…