全国で20軒建築されるエコハウスのひとつ、四国では
高知、十市ニュータウンの高台に。変形で、高低差あり、
設計者ならそこに立つだけでついつい「アタマンナカデ
設計ハジメテシマウ」ような敷地。
ここの団地の奥に長水さんの木造県営住宅があると聞き、
現地確認後審査員の方々と一緒に見学に。やっぱり建築
ずきですねみなさん。アタリマエですが(笑
これですこれこれ!
手前に鉄筋コンクリートのもあったんですが、存在感が
マルデチガウ。コンクリートが薄っぺらく見えて、サレ
て古びた木造の骨組み(見えてない部分も含めて)の、
架構(木造に一番似合う言葉やな)美が、迫ってきます。
力強く、美しい。
これでもかという通路の軒の低さ、各戸ごとのアルコー
ブによる豊かで街並み感すらある廊下(陳腐な言葉やナ)
いちいち長水さんの微笑を思い出してしまう(怖い(笑)
そのなかでも特に、「到底まねできません」と思たんは・・
陰の奥行きのデザイン。いや、真昼の闇の作り方?
高知のジリジリする日差しを向こうのほうにみながらも
こちらの深い陰の涼しさが際立ち、もうなんともいえず
「涼しい」(これももっとエエ言葉無いんかいな)・・・
そうそう、プロポ−ザルの敷地はこんな感じです。
盆明けの一次審査の日のことでした。
【関連する記事】