2005年01月26日

むかしのつくりの

建具やさんの事務所。

もちろん自作の雨戸、框戸の入った正面。
引き開けて入ると、巾半間強の土間は中庭へ、
そして奥の倉庫へそのまま伸びている。

土間の左が1階の居住区。右に事務所。
といっても「小上がり」というかんじのつくりで、
簡単な応接セットと事務机が置いてある。

中庭に出るところに、左右の床にかけて
板一枚の橋がかかっている。

左の食堂から右へ橋を渡ると階段。
2階へあがる階段室の途中から上は「指物」の
展示場のようにありとあらゆる技を使った
組子が楽しい。

いや言いたかったのは、中庭と直接つながった
事務所だった。

言うたら外です。ストーブひとつ。
応接にあがっても外着のまま。仕事しててそのまま
外に出たり入ったりぜんぜん億劫でないし、
とても活動的で、70を過ぎた社長も元気元気。

夏に設計すると、涼しさ、クーラーが話題になる。
冬だと暖房。でも体を動かして服を着れば解消する
ものでもある。

この昔のつくりの家の「冬の構え」に触れて、
やはり「夏涼しい家」の方が優先かなと、
冬でも思ったわけです。そう『徒然草』。


posted by uch at 08:37| ☔ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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