と、お互いの思いをぶつけあいます。
我々、職能者。
羅列ですが、共有できる人々と実践できたら。
一昨日の寄り合い記録。
支援の方法
あいている家をリフォームして受け入れる。今ある財産を利用する。廃校に
受け入れる。「現代の疎開」雇用も用意することで、被災者の精神的な負担
を軽減する。人を受け入れて、住んでもらう。徳島に。
東北に赴く、物資を届ける、といった現地で目に見える支援もあるが、地元
にいて、受け入れる方向の支援もありうる。徳島市⇔仙台市「姉妹都市」。
そこをてがかりに名乗りを上げる!自治体同士の話に、県民市民が協力
する。行き場の無い被災者に過疎の山に入ってもらって、一緒に山の復活を
目指す。山を元気にする人が入って来てくれれば!!
生活、暮らしが、疎開地でなりたてば、次の展開が考えられる。疎開から
脱却、またはそこに根を張ることも。
→地方からの智恵。そこに中央からの応援があれば。
間伐材での支援
政府は震災後すぐ、セキスイ他のプレハブ大手に、仮設住宅の製造を要請し
た。阪神とは立地が違う。かの寒冷地で、束立てのペラペラ、軸組みに新建
材のみ、といった簡易なもので厳しい冬に耐えられるのか。断熱材の供給は
既に昨年から慢性的に不足しているなかで・・・
全国の山の存置残材をこの際下ろして、厚板に挽き、被災地にビスやインパ
クトと一緒に送って、被災している職人さんたちで床、腰などに張れば、
ビニルクロスとCFシートの仮設住宅が少しでも気持ちがやすらぐ居心地の
いい空間にならないか。被災者の方々を元気付けられないか。
間伐材が伐ったまま山に打ち捨てられている「存置残材」の処理に国が援助
すればどうか。道から50m以内くらいであれば、ウインチさえあれば素人で
も作業可能。+4mユニック。
伐って一年たった材は乾燥していて軽く動かせる。(三年以上たつと朽ちは
じめる)スピードを問わなければ誰でもできる。
みんなで協力する。
→仮設住宅の「スケルトンを国が、インフィルを各地の木で」
良材での支援
時間が経てば仮設ではない住宅の建設も始まる。
この秋からの伐り旬に、各地で皆伐をおこない、乾燥、製材と、長らく途絶
えていた山からの木材産出のルートを整えなおす。
ここに国、県が援助する。
市場経済第一で潰されてきた林業〜木材利用 → 山を再興し、を強める
→被災地復興→各地からの間伐材を利用した支援→よりよい仮設住宅→
皆伐→本格復興→山の健全化→林業の復活→国家の建て直し・・・
→「東北への支援から全国の山の未来へ!!」
設計者が力を発揮する支援とは
設計者ができる支援→工法の見直し
合板が無いなら、合板を使わずに済む方法を考える。
木摺を45度に打って耐力壁を構成する工法の復活など。
→間伐材の使い方を考える機会に。
その他
傾いた家を起こして修復することは昔は行われていたこと。
阪神大震災の被災地を視察した著名棟梁大工の話。
行政としては、診断して、「直せば使える」と言えない。何かあったとき
の責任が取れない。
合板生産、東北が全国の五割を占めていた。足りない。
かねてからの予定通り、フォレスト跡地に合板の日新が工場を作ることが
決定した。
電力依存型の社会からどう脱却できるのか。
家電建材他大手のパナソニックが×で、家が建たない。
全国の建材の、8割が東北へ、2割を残りの地域で、という現状。
工務店の倒産、連鎖倒産も多くなる。
職人さんたちはすでに東北に向かっている人も多い。
・・・
誰が言いだしっぺでもいいんです。
だれかがなんか考えて、
それを実行する人は、どこの誰でもいいんです。
みんな、思うことは言いましょう。
だれぞ、どこぞでひらってくれたら。
もちろん、ここはここで、前向いて実現できるようにがんばります。
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知識のない者の、根っこのない情報ですが、笑い流してください。今年、海部郡は、三校廃校になりました。海部中学校、浅川小学校、川上小学校。そして去年は、赤松小学校。海部と浅川は海辺の学校。川上と赤松は山あいの学校です。
この度の大津波警報で、浅川以南は国土交通省によって、封鎖されました。危険だから、入ってはいけないと。徳島以南へは、JRが早々に運休し、子どもが待つ家に帰れない不安を味わいました。遠く離れた徳島、県南でも、孤立状態となり、東北の方々と気持ちを少しでも共有できる場所があることを知っていただければと…無力ながら、思っています。
そうですね。県の津波水位予想を見ても、
まったくよそごとではありませんね。