小学生のころお祭りにはよく行っていたが
お寺は意識していなかった。
今、屋根の嵩上げ+葺き替え工事中。
三好の宮大工中山建設の大工さんたちが
泊り込みで屋根づくりの真っ最中。
一週間ほど前の写真。
既存の合掌の屋根組みに
はね木を置いて、束で持ち上げて
もうひとつ屋根を作るという。
「前の大工さん、だいぶ苦労したみたいななあ」
中山さんが言う。
そのもう一つ前の屋根や付随建築を
解体した残材を再利用してあって、確かに
つぎはぎでむりやり形にしているのがわかる。
二十年前の大工さんたちの仕事を土台にして、
その上に中山さんたちの技術がかぶせられる。
こうやって前の世代の大工さんたちと触れ合って、
また次の世代の大工さんが、
「おーこんな仕事しとうわよ。やるなあ」
とか、連綿と続いていくんやなあ・・。
これは今日の。
母体の姿がもうあまり見えない。
へー、ここにあったんじゃ。わが母校津田小。
転入生やけど。
【関連する記事】