デイヴ復帰 VAN HALENの新譜
もちろん好きだったしほとんど持ってるし聴いているけど、
サミーヘイガー時代のも。ただ、デイヴから交代したときに
感じた「なんか平板なかんじやなあ」という違和感が、逆に
そういうことかと腑に落ちた。
はずんどんやなデイヴリーロスのボーカルは。つっ立って
歌うはずもないし、そんなフロントマンとの交信の中で
エディーのギターもはずみまくるという。図式。
サミー時代のは座っても弾けてたんちゃうだろか。
ゲイリーシェローンのときも新たな刺激でギターはえらく
変わった感じがして新鮮だったけど、デイヴがもんてきて
みると、やはりこれしかないよなと。
エディー以降、イングウエイ、ポールギルバート、他にも
超絶光速ギタリストいっぱい出たけど、「速い」ことに意味
あるかなあと思うなあこんなん聴くと。
この「ノリ」。弾みまくって、バッキングとソロの区別が
つかないほどに全編歌いまくるギター。
初期の頃なんとなく匂っていたブリティッシュハードロック
への憧憬が、香るなあ。オジーのボーカル乗せても違和感
なさそうな曲もある。
マイケルアンソニーは偉大だったな。というのもこの新譜で
思う。エディーの息子がベースなんやけど、もちろんうまい
んやけど、全体の中で「くっきりしすぎ」。父親のギターの
ボリューム、えらい低いなあ。これはサミーヘイガー時代の
バランス?もっとでかくしてベース小さくして。ほれから
マイケルアンソニーのコーラスがあったらデイヴの声がもっと
際立つのになあ。
・・・語るなあ(笑
エディーのギターはコピーしようと思わんな。
弾けるはずがない(笑
しばらく楽しめるなあ。うれしいです。
あかん、言い足りん(笑
ボーカル変わらずにずっと売れ続けてたら、やはり声帯を
使い古してもて、こんな「昔の続き」みたいなものすごい声
出んよな。
サミーヘイガーにしばらく歌わせといて、その間この声を
温存しといたん?というくらいい声!
ロバートプラントもイアンギランも昔の声は全く出なく
なったもんなあ。
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