2006年11月29日

鳴門結衆

今年最後の大法会

061129卒塔婆.JPG

北灘粟田の長寿寺。

サラシがつながってますねー。
ちゃんと。(ちゃんと?)

祐信さんのお誘いで、「ついに見た!これが行道だ!!」



えー、まずは、


061129廻る前.JPG

廻り始める前。ご本尊さんの周りを囲むように
座って読経。


なんかもぞもぞし始めたな?と思っていると・・
(これ、足のシビレ調整時間と見た。ちゃうかな)

立ち上がってしばらくして、


061129廻る.JPG

おお、右回りに歩き始めました!


若いお坊さんの先導があって(ソロね)、
それにみんながかぶっていって、
「なんやらかんやらーーーーっさい!!」で、
本尊向いていたお坊さんが全員左向いて、
全員で読経しながら廻り始める。

これを何度もくりかえすんです。


061129正面廻り.JPG

正面からの図。金刺繍も華やかに荘厳に廻ります。
最後のほうが見られなくて、でもまた次へ楽しみが続いて
うれしいです。

なんか、ハードロックに通じる様式美感じたなあ。
もっと鳴り物もほしいなあ。太鼓関係と「しゃらーーん!!」となる
きらびやかな「かね」かなんか。なんかの合図で足を全員で
「どん!」と踏み鳴らしたり・・

神事としての上棟式は、あるんよな。そういうノリが。
「どすんどすん!」という、踊りだしたくなる高揚。

こういう盛り上げって、新たに付け加えても
ええんとちゃんだろか。「儀式」も、ずーっといろいろなものが
変わり続けてきたんだろうし、「キープ」だけじゃなくて
「クリエイト」したいなあ仏の世界も。外から見ると。



境内の鐘楼。

061129鐘楼.JPG

美しい!完全に扇な垂木。
建築じゃなくて生き物に昇華してます。


「なんかこの谷、奥のほうになんかあるぞー引力あるぞー」
と、「め」にいいながら奥へ・・・


061129神社.JPG

これか・・・

鶴じゃ鶴じゃ!
山の神が下りてきて、海の神が上がってきて
浜辺に土俵があって。そこで二つの神が出会う。
土俵入りの型も二つの神の象徴だったっけ。雲竜と不知火。

えーと、不知火の鶴が海から山にきて、山の神さんとこで
ひっそり養生中か。目が悪くて。

ほっほー。きまりましたね、葛城神社。










posted by uch at 12:59| 🌁| Comment(5) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
この、観察力なんだあ。
あんな、雑誌の片隅から、
息子見つけ出すなんて。

投票してしまった・・・・。
Posted by メグ at 2006年11月29日 15:01
 最近とみに力作が多いなあ。
とりわけお寺・宗教。
職を変えたり、ってことにはならない
でしょうねえ。
Posted by kamui at 2006年11月29日 18:09
投票???マジで?
事務所でえらい話題です。さすがメグさん一族。

寺、神社。やっぱりおもしろいんですよ。
いろいろ理由やワケがある訳で。

我々は歴史の結果を享受するだけじゃなくて
生きている真っ最中ですから、やらなあかんことも
いっぱいあるぞー!!とあらためておもいます。
結果じゃなくて、いっつも途中なん。誰もが。とか。
Posted by uch at 2006年11月29日 22:32
演出だのクリエイトだのに関しては、少し考えてみます。
しかし、「伝統」たら、「古式に則り」たらいうものもあるわけよね。
変えるべきか守るべきかの判断は、なみたいていのことではないです。
Posted by 祐信 at 2006年11月30日 09:26
そうだと思います。が、
モノスゴク期待しています!(笑
Posted by uch at 2006年11月30日 10:04
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