ここから、この家の人生が始まるというか、ここからは基本的に立ち入れない、家とお施主さんたちの歴史が始まるというか。
何年かたって、
「こんなとここうなっとる意味あるンかな」とか
「このデザインいる?」ということを設計者のいないところで当然思われるわけで。
「いやあええなあここ!やっぱりきもちいいなあ」とか
「ここのこの形がいいんよな!」といってもらえるところがどんだけあるのか。
という当たり前のことを昨日は思ったなあ。
我々は建築の設計と監理がしごとなんやけど、建築にとってはそのあとが本番で。
すっと使われてずっと見つめられるわけで。家族の皆さんから。ずっと。
緑の中に建ついえだからか、そんな悠久な感覚に浸ったな。
みんなで家の周りまわってみながら。
金本さんのブログに写真あげてくれてます。
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