2012年08月08日

昨日は

「みかん畑のいえ」引渡し。

ここから、この家の人生が始まるというか、ここからは基本的に立ち入れない、家とお施主さんたちの歴史が始まるというか。

何年かたって、
「こんなとここうなっとる意味あるンかな」とか
「このデザインいる?」ということを設計者のいないところで当然思われるわけで。

「いやあええなあここ!やっぱりきもちいいなあ」とか
「ここのこの形がいいんよな!」といってもらえるところがどんだけあるのか。

という当たり前のことを昨日は思ったなあ。
我々は建築の設計と監理がしごとなんやけど、建築にとってはそのあとが本番で。

すっと使われてずっと見つめられるわけで。家族の皆さんから。ずっと。

緑の中に建ついえだからか、そんな悠久な感覚に浸ったな。
みんなで家の周りまわってみながら。

金本さんのブログに写真あげてくれてます。






posted by uch at 12:07| 徳島 ☀| Comment(0) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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