江戸時代の醤油屋さんの商家です。
眼福ポイント(笑
洗面所の格子。弓形に出っ張って、中からみた
ときの庭のパノラマ感アップ。建具との間合い
の操作でどないぞ。という。
潤うなあ。組子がなかったらおもっしょうない
だろなあ。
低くて長い。
よくみたら、むこうからアプローチするあづまや
に、こっちの広縁からもつないでしもとる。
これは改悪やな。たまりがなくなって、ただの
通路になってしもとる。
建具そのものに防寒ジャクリが。上から下まで
通したら、季節によっては嵌らんのだろな。
むこうのむこうまで並ぶ、雨戸の戸袋。今は
雨戸は戸袋の中。
しばらく見とれたのが
小屋裏の架構
寄せ棟の端の棟持ち柱に丸太ののぼり梁を
三方から。家の主(ぬし)がこんなところに、
というダイナミックなかたちやな。
ほかの部屋廻って、最後もう一回あがって
しばし眺め回す(笑
木、土、畳、ガラス、金物・・だけで出来た
建築は、楽に呼吸できて、空気触りも柔らかく、
長時間いたくなるな。
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