「お白石持ち行事」
白装束で集まって
この山車をひきます。
桶にお白石が積まれてます。
配られたポカリを飲んで
気勢を上げて!
二本の綱のそれぞれ両側に、綱引きの要領で
「伊」「勢」「神」「宮」の四チームがとりついて。
参道を掛け声掛け合いながら山車を引く。
途中休憩があってお茶が配られて。
先頭も後尾も何も見えずひたすら綱を引く。
引くというか、「持つ」感じですが(笑
なんせ我々山車に950人!!
五十鈴川の手前で綱から離れるとその先で
綱を巻き取る人々が。
神苑にはいると空気が変わるなあ。
第二鳥居。
なんか夢の中みたい。
いよいよ正宮へ
お白石を正殿の掘っ立て柱のあしもとにしきつめる、その
石を運ぶのがお白石持ち。
参加した人だけが鳥居をくぐって垣根を越えて、正殿を間近で
見ることができる。
白い石の海に浮かぶ桧の建築。唯一神明づくり。建築という
言葉は軽すぎるな。
単一素材で組まれたあまりにも純粋なその姿。
目の前にあるのにないような。
20年ごとに建替えられて今回が62回目の生まれ変わり。
東と西に交互やから、今回の西の新御敷地では31体目?
なんかな。震えるな。時間と空間をイメージしようとすると。
高欄にのる色とりどりの宝珠がまたこの世のものとは思えない。
どこから見ても破綻がない。
どないしてこのカタチに決まったんだろか。
だれが決めたんだろか。
部位と部位の接続が単純で、あわせるとか、沿わせるとか、
そんなところがなくて、構成されている。
ほうじゃ柱頭と屋根組みがすいとった。ういとった。
時間をかけて沈んでいくらしい。これも、ええなあ。
つまり時間を、見たんやな。うまいこといえんな(笑
終わってくつろぐ、左から
林元建築士会会長
佐藤建築士会会長
西田建築士事務所協会会長
よかったですよねーみんな建築少年にもどっとるし(笑
西田さんなんか正殿見て涙がとまらなかったらしいです。
20年頑張って次回も参加したいな。
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