朝は所用で「Landhuis in Sakawa」
ドルフさん、モバイルフォン紛失して、もう
持たないことにしたと。
こんな四角い小さな画面で世界とつながった
気になって、まわりのことが見えないことに
気がつかないとしたら悲劇でないで?て。
ネット世界と適当な距離を保とうとしても、
やはりつながっていない不安を同時に抱える
自分がずーっと整理できずにおるんやけど。
外は雨。窓を開けて、外が中に入ってきて、
少し汗ばんでも、外と中の境が無い状態で
「棲息」している。家はあるんやけど、外を
受け入れながら、人も出たり入ったりして、
「過ごして」いる。
ええな。黒ですね今日は。
小さいころの、じいちゃんばあちゃんの家
での雨の日の感覚を思い出すな。
他の生き物とともにわれわれも自然の中に
「棲息」するんだ。
と、いつもドルフさんはいう。
空き家改修を過疎地の人口減少の歯止め策
のひとつとしたい活動のはなしをすると、
一戸一戸じゃなくて、何棟かで構成される
「景色」を考えないと、という話になる。
どう自然のなかに溶け込ませるかだと。
生活を。
奥さんの焼いたパンと、いろんな国のチーズや
ハムで昼食。おいしいなあ。
振り回されること無く、使いよるわけです。
お邪魔するたびにお二人の間で何かが進んで
いて、住まい方はよりこなれていて、豊かな
気持ちになります。
また行きまーす!
【関連する記事】