増築があると、つながっている既存部分も
現行の構造強度がもとめられる。
鉄骨だと裸にして必要であれば基礎を補強して
鉄骨ももちろん補強して、また皮をかぶせなくてはならない。
建替えたほうが安いということになる。
愛着があろうが、「これで別にかんまんけん」と言おうが
それは関係ない話になってしまいます。
「安全」にしなければならないのは当然ですが、
釈然としない部分もないことはない。
建築士制度も、違反をやらかすと減点されていって、
累積点数や大きな違反で「免許剥奪」の流れです。
確認申請の手続きそのものも複雑になり、時間も手間も、
もちろん結果的にお金もかかるようになります。
そのお金の負担はクライアントにもかかっていきます。
法改正講習会、もちろん行くつもりですが、
何かと一般の人たちへの周知も必要ですね。
というわけで、万年山も仕切りなおしです。
打合せ途中ランチタイム、万年山あるじ夫妻開発中の新メニュー
「ライスサンド」!!
隠し味にチョッとはいった柚子胡椒・・・
「んまい!」最近食べ物ネタなかったなあそういえば。
ジンジャーティーやミルクカンテンもいただきました。
いろいろこだわり素材にこだわり調理。
こちらは着々と準備進行中。
建築もがんばりますよー!!!
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建築法は知らないけど、憲法は明らかに改悪されようとしている・・、と思う。変えたい人たちは「よくするつもり」かも知らんけど。
先日仕事でミスりまして、本部に呼ばれて始末書(事故報告書)なるものを初めて書かされました。
個人情報保護絡みです。
つい5年前なら、全く問題にもならなかったことが、今では「事故」で、下手をすると「犯罪」になってしまいます。
社会の流れにつれて法律も変わっていくのは当然ですし、建築関係では、とくにいろいろとありましたから、仕方ないなあと思っています。
ただ、リタイアして長期間になる老人には、そのあたりの社会の速い変化はなかなか実感することが難しいようです(ためいき…)
当方関係の法案も現在国会審議中。
確かに、同業者として信じがたい事件が多々起こっているので、仕方が内面もあるのですが。
それはさておき、質問なんですが
歴史的、文化的に価値のある建造物の一部が破損し、修復作業を行う際も、現行の構造強度が求められるのでしょうか?
もしそうだとしたら、国が自国の文化を破壊していることになるような気がするのですが。
しかし国会にそういう視点はないですよね。
仕切りなおしがんばります。
価値のある建築物。
そういうものは除外規定があると思います。
また、「建築でない」ことにしたりもしてます。
五重の搭とかですね。
官僚・議員総がかりでやっとるのにスパッと改善できないものですかね!
生まれる生命に向かい合う気持ちっちゅうもんが足りないんだよねえ。