2005年06月18日

昨夜は

JIAの例会で、
ニタコンサルタント杉本氏
お招きして「津波」の勉強会。

前回建築士会の勉強会に参加して
「これはもっとようけの人に・・」と思ったのがきっかけ。

あの時と同様、
研究データ、予想水深などの説明が続くはじめの方は
「大げさに言いすぎ」的な空気が少し感じられたが、

スマトラでのビデオがいくつか紹介されるとシーンとなって、

地震後10数分で津波が到達する県南での取り組みが
紹介されると、みんなが津波のおそろしさ、身近さを
共有し始める空気になってきた。

さすがにベテラン設計者がそろうJIA、
「避難経路を確保することの重要さと、地域に培われた町並みや
近所付き合い、長年かけて形成されてきた文化の重みとは単純に
比較できない。」
という視点での話が続いた。

050617.JPG
杉本さんのされていることのすごさ、地震や津波への
備えの意味なんかを、みんなで理解し始めるその場の空気、
話し合おうという気持ちにみんながどんどんなっていく感じ、
これは一度話を聞いてみないとわからないので、数人でも
いいから人を集めて杉本さんに来てもらって講習会を
開くことをお勧めします。

「みんなこんなにあつうなっとるけどな、またすぐ忘れるんよ。」
やいう照れ交じりの「締め」もT先生からでましたが、

この、杉本氏の話、簡単には消えないので心配ないです。
みんなで心の中に共有することが大事と思います。








posted by uch at 09:01| ☔ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする