運営協議会設立発足記念式典。
「自分とこの山の木を伐って建てる」家が
続いて、こういう景色がとても身近になって
きたな。
徳島県が「とくしま木材利用指針」を出した
のが平成22年やから7年前か。
戦後の住宅建設の大需要にこたえて山の木が
売れまくってそのあとに植林した日本中の山。
なのに、木材の輸入が自由化されて売れなく
なってしまった日本の山の木々。
売れないから手入れされなくなって間伐も
されずに林の中に日が射さず下草が生えず
食料がなくなって山を下りる、日本の山の
木々とともに暮らしていた鹿や猪・・・。
杉山は50年生を超えて全国的に伐りごろ
がきとるよもったいないよ。
戦後、都市の防火化が叫ばれ木造の校舎が
禁止されて、大仏殿や五重塔や飛行機の
格納庫や工場や三階建ての旅館やら橋やら
なんでもできていたすばらしい日本の木造
技術が衰退して。
山の木をちゃんと使って山を健康な状態
に戻して、無機質になってしまった都市
も田舎もあたたかいぬくもりのある木造
建築を召還することで「ええかんじ」に
せなあかんのちゃうんやっぱり。という
動きの中で。
2011年に徳島木造建築研究会発足。
徳島に長年蓄積されてきているはずの
木造建築周辺の知見をまず共有しようと
2012年には徳島木造建築学校開校。
34のいろんな講座を開いてきました
県内の仲間が講師をしたり中央から最先端
の先生方をお招きしたり。
しかし、勉強したい若手が、夜遅くまで
仕事やりまくんりょる設計事務所の所長に
「学校行きます」とはなかなかいえんよな。
所長達も、「どんどんいけよ」と思ても
このプロジェクト来週提出!とかの状況
では「むむむ」となるんよなあすまん。
設計事務所に限らず新人はみんなそうやな。
ほんで。
!!いつでもどこでもスマホでも!!
受講できる「eラーニング」にいっきょる
わけです。
今春の正式開校にむけて、どんなことしよるか
いろいろ報告します。是非お越し下さい。
ふう長いな。そんな感じですここまでの流れ。
読んでいただいてありがとうございます(笑
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