祐信さんのブログでその進捗状況は知ってましたが
測量がてら永代供養墓の現物を見せていただきました。
「いちょうのうてな」
裏側に扉があって、半地下に入っていきます。
樹齢600年の境内の大銀杏、玄関の欄間には
巴組の銀杏の透かし彫り。
長谷寺の永代供養墓を銀杏の葉の形にするというのは
祐信さんの発想でしょうがこれはいいですよね。
恣意的なものは避けたい本能(?)がある設計者から見て
背骨の通った理由がデザインにあるというのはほんまに
「安心」できることです。意味不明かな。
その600年の大銀杏に見守られてきている長谷寺の
一部を設計するには、やっぱりほんま、今までの流れを
どないかしてつかみたいわけです。
ほんで測りまくって撮りまくって、立体モデルを
つくるわけですねー。どこかで着想の為の「イミ」や
「根拠」を見つけ出したいなと。
初現調から早一年がたとうとしてます。
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理由のないデザイン。目的がないカタチ。
と言えばいいでしょうか。