「いけるもんよな」と思って運転しているけど、
ほんまに大変なときは、あっという間に
どうしようもなくなるんだろなあ。
鹿児島の六年間、地元の人が、
「人が死なないと梅雨はあけないです」
と毎年誰かが言っていたのを思い出す。
鹿児島県の仕事は、風速60mを基準にしていた。
公共性の高い建物は、沖縄並に70m。
サッシ、ガラス、建物そのものの耐風圧。
ビューっと風が吹くと、外の地表面の水が押されて
下枠からざぶっと入ってくる、バリアフリー敷居の事務所。
タオルを並べてやり過ごす。でもクライアントなら
まず電話するかなあとも思いつつ。
風が吹けば桶屋が・・・的なことを言う人も多いけど、
そんな簡単でない。
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