こういう突き出し戸。
突き出して庇状になった、その先の景色まで中に
取り込んだ感じになるのがおもしろい。ガラス一枚では
決して発生しない窓廻りの豊かさ。
対になるとまた面白さが増す。
格子が入ると、その「あいだ」にもうひとつなにか生まれる。
こういう「狭間」(鉄砲や弓の為の穴)も、どこのお城行っても
見入ってしまうなあ。この、壁のこっちと向こうで厚さが変わる
かんじが好きで、ついいろんなところナナメにしてしまったりする。
松山城・・・
サイズも構成も全然違うけど、
「高知城」のほうがなぜか親しみ感じます。
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…が、ちがいましたか?(笑ってごまかす…)
突き出すと、ええですよね。なんでだろ。
「風」にまつわる言葉が、それこそ無数にあると
自慢したことがあります。日本語には。
作った人の苦労が見える(感じる)ようなものは
やっぱり古いものに多いです。
苦労というか難しさを隠蔽するのが
現代の「普通」ですかね。ですから感じない
ことが多いです。
えーっと、なんだっけ。