2007年10月07日

昨日聞いた

残る言葉

「杉、瓦、土、和紙というような本物の素材を使ってるとね、
少々デザインが下手でも大丈夫なんですよ。」

「住宅はね、さえずったらダメです。地鳴きでいいんですよ。」

「そこそこ及第点だから君にこの賞あげるけどねー。
ぼくは不本意ですねー。」言われましたきねえ(笑。

「強い壁や弱い壁があるんじゃなくてね、籠みたいにね、
やわらかい構造が理想ですね。ノンディテールのね。」

「縁側なんかも軒下に入れます。破風ももう一段つけると
キレイにおりますねー。」

「インターネットに出ると思うたらねえ、この三年間で
出せるものは無いですねえ。」

「職業でお坊さんやってるわけじゃないですから。」

「仕事は設計やってるけどね、『建築家』という人種なんよ。」


高知での、設監賞のセレモニー会場やその行きかえりの
会話の中で聞いた話です。


高知の人たちはおおむねアツクルシイ。
最長老がもっともアツイ。70超えてなお・・・。
と思ったら徳島の人もやっぱり静かにアツクルシイ。
posted by uch at 11:06| ☀| Comment(3) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
だんだんは子供に戻っていくのですかね....
私たちは青春を謳歌しましょう!?(笑)
携帯メール見てくれました?。。。
Posted by kimoty at 2007年10月07日 12:24
坊主発言は、ちょっとかっこよすぎました。
嘘じゃないけど。
Posted by 祐信 at 2007年10月07日 16:17
名古屋は見栄っ張りとか、ご当地のゴダワリやスタンダードってのはやはり隣県でも違うものなんですねぇ。
でもその風土に合っているアツクルシサなら、それも良いのではないでしょうか。
建築にはとんと素人ですので、深い意味は判らんのですけども汗
Posted by 馬車猫 at 2007年10月07日 19:36
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