real hand.
高知の現場の「テラゾー」、というか種石が小さいので
「人研ぎ」カウンターを研ぎ出してくれている左官屋の
おっちゃんの手です。
Dさんが、「見てみ、これが本物の『手』じゃ」と。
ごっつええ感じに仕上がりつつあります。キッチン。
現場レポートにも近々詳細を上げます。
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以前のこの日記で拝見していたので、見たとたんに「これが!」と思いました。
マンガミュージアムになってしまった(しまった?)元龍池小学校の階段のどっしりとした手すりのことです。
あまりにも長年にわたって、毎日マイニチこどもたちがなでてきたので、すっかりあめ色で(元の色はよくわからないけど)ぴかぴかで。
この「テラゾー」をここまで変色させたたくさんの小さな手を想像したのですが、その前に、作った左官屋さんのこんな手があったんだー。
ええですねえ。ひんやり冷たいあの感触。
昔の庁舎建築とか、税務署とか水道局とか、
絶えた素材の宝庫だったりして、そういう目で
観察すると、それまで味気なかったものが
「おおっ?」と楽しめますね。
こんな手が、この国の文化を支えてるんですよね。